うつ病は長く患っているのですが、
ここ半年、変な緊張が時々わーっと襲ってきて、
手が震えたり、顔がこわばったりしてしまいます。
SAD?
去年の春、左胸にしこりが出来て、
病院で検査してもらったのですが、
良性か悪性かの判断がなかなかつかず、
しこり切除の手術をして、
それを何度も検査して、ようやく8月末に、
「結節性筋膜炎」(良性)との診断がおりました。
ガンかもしれない、と言われ
判定が出るまで1ヵ月半かかりました。
とても長かったです。
私は両親と同居していますが、
うつ病のこともあり、仲が良くありません。
その為、しこりのことは一切話さず、
手術も一人で行きました。
結果も一人で聞きに行きました。
うつ病で、「死にたい」と思ったことは
数え切れないくらいです。
でも、実際に「ガン」による死を覚悟しなければ
ならなくなった時、
そういうことを親に話せない自分を知った時、
目の前が真っ暗になりました。
診断結果が出るまで一人で耐えましたが、
極度の緊張状態にあったと思います。
その後から、私自身、少しおかしくなりました。
ふるえ、赤面の症状が出始めました。
それまでうつ病ではあったけど、そういう症状はなかったので。
秋には、腋の下にもしこりを見つけ、かなりびびりました。
リンパ腺のしこりではなく、表層のものなので問題はない、
と診断されましたが、やっぱり不安です。
この変な緊張感は、いつか消えてくれるのかな。
病院の先生やカウンセラーにも相談していますが、
特に薬を増やされたりとかは無く、
自分の合格点を低く設定したほうが良いとのアドバイスをいただいております。
ブログにこの件を書くのも、勇気が要りました。
でも、書いて、問題の根っこをはっきりさせたいと思います。
私が怖かったのは、
死や、孤独。
私が分かったのは、
人は必ず死ぬし、それは自分一人で孤独に死んでいくものだ、
誰かが手をつないで一緒に死んでくれるわけではない、
私自身が一人で死ぬ、それが必ず訪れる最後なのだ、
ということ。
そういうことを受け入れなければならないのだということ。
うつ病で「死にたい」って思うつらさも分かるし、
ガンで「死にたくない」って思う恐怖も分かる。
今、元気に笑っているあの人も、
必ず息をひきとるの。
ならば、命ある間は生きればよい。
生きるのは大変なことだし、死ぬのも大変なこと。
苦しいのは、私だけではない。
死は全員に必ず訪れる、平等のもの。
極度の緊張は、他人の目を気にして起きるのだと思う。
何故他人の目が気になるのか?
不安だから、孤独なのがバレるのが嫌だから。
他人は私なんかにちっとも注目してないよ。
私の気にしすぎだよ。
他人にどう思われたってかまやしない、
そんなに強く割り切れないけど。
明日1日は、そんなフリをしてみようかな。
私は不安だし、孤独だ。
みんなみたいに友達もいない。
家族もいない。
履歴書は空欄だらけ。
そんな私でも、一人の人間だ。
人間として誇りを持って、孤独な人生を受け入れ
生きていくのだ。
それでいいのだ。
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