他の子と接するのが苦手で、
幼稚園や小学校が、苦痛だった。
小学校低学年の頃、両親はお金のことで
よく喧嘩をしていた。
父親は競馬に無駄遣いをする。
母親は、子供の教育費にこれからお金がかかるのに、
なんで無駄に使うのか、と怒鳴る。
それでも父親はお金を使う。
父親にとって、私はいらない子供なんだと思った。
だから私は、小学校2年生くらいから、
父親のことを「お父さん」と呼んでいない。
私は、父親を殺してやりたいと思った。
いつもうるさく怒鳴る母親も、
殺してやりたいと思った。
どんな方法でなら殺せるだろうか、本気で考えた。
私が死ねばいいんだろう、と思った。
お金がかかる子供がいなくなれば、問題も解決するだろうから。
今、客観的に見れば、お金のことは
たいした問題でないことが分かる。
でも当時の私にとっては、つらい日々であった。
つらかったのは、お金が無いからとかじゃなくて、
感じたあの雰囲気なんだろう。
殺したい、死にたい、と毎日考えていた私が、
まだ人を殺さずに、生き残っているのは
何故だろう。
期待しているからかもしれない。
私に優しくしてくれる人が、きっとどこかにいるはずだと。
でも私が望む通りの優しさをくれる人なんていないし、
そういうのを求めていたら、一番つらくなるのは、自分。
私が、私に優しくしてあげればいいんだと考えるようになった。
どうすればよいのか思いつかない自分が情けないけれど。
3月は、私が私を思いっきり甘やかそう。
したいことをなんでもさせてあげちゃおう。
自分に、いっぱいわがまま言っちゃえ。
お金だって使っちゃえ。
そうしよう。
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